曲のご紹介
1. Golden Leaves
とある物を届けに“妖精の森”を目指す旅人・リュートとアイルは、金色の葉が美しく彩る秋の森へとやってきた。
新たな出会いの予感に胸を膨らませつつ、二人は森を進む。
子狐空コメント:はじまりは落ち着いた曲で。これからの物語を予感させる曲にしました。実はこれ、5+6の11拍子なんですよ!
2. Appletree Arcades
妖精の森は人知れず存在するが、案外近くにも人間の町がある。最も近い人間の町に到着した二人は、その喧騒を楽しみつつ、森への期待を膨らませていくのであった。
3. Raisin Routes
町を出発した二人の旅人は、さらに森の奥深くへと進んでいく。ここからはもはや獣道。不安を感じながら山道を登っていくと、そこには金色の絨毯が広がっていた。
子狐空コメント:ちょっと暗めの始まりから、少しずつ展開しだんだんと上っていく曲です。最後はすっきりとした景色に。
4. Prune Pathway
日が暮れてくると、獣道は一層険しさを増す。だんだんと落ちていく日の中、野宿できる場所を探すべく二人はランタンを手に、しっかりと歩いていく。
子狐空コメント:暗くなっていく森。前曲の雰囲気を引き継ぎつつ、昼と打って変わって少々恐ろしくもある森の雰囲気を意識しました。
5. Cranberry Cascades
朝の森の中、小川で二人はメプレ、少年の姿をした妖精と出会う。彼に連れられるがまま小川のボートに乗ると、小川は急流に、不安は絶叫に変わった。メプレは楽しそうに笑っていた。
子狐空コメント:目まぐるしく流れる風景と流れるようなマリンバの音、忙しいながらも楽しい曲になっています。
6. Where Trees are Born
妖精メプレに導かれ急流を下った二人は、ようやっとの思いで大きな湖へと出る。霧がかった湖の中心には、巨大な神樹と、それを内包する神秘的な島があった。
子狐空コメント:湿っていて神聖で、そして吸い込まれてしまいそうな湖と神樹の湖の雰囲気を演出できるよう空気感を大事にしました。
7. Aster
“妖精の森”が存在する島に降り立った二人は、妖精の女王であるアステルに招かれ、謁見する。目的の小さな宝石をアステルに渡すと、二人は妖精たちのもてなしを受けるのだった。
子狐空コメント:謁見ということで、重厚感のある曲に。ハープシコードやチェロの低い音色が重々しいです。
8. Fairy and the Fire
その夜、二人は歓迎の宴へと招かれる。昼間の妖精メプレが得意げにフィドルを取り出すと、焚火の周りをくるくると踊りながら、歓迎の曲を奏で始めた。
子狐空コメント:ケルティックな雰囲気の曲です。ノリノリなメプレをイメージして作りました。
9. Pistachio Plaza
あくる朝、二人は妖精たちの集う広場へと出かける。様々な妖精たちと話しながら、二人は森の中での久々の休日を満喫するのだった。
子狐空コメント:ゆっくりとした、しかし足並みのそろったビート。少し日常的な雰囲気で作りました。
10. Maple -Singing Fiddle-
広場で妖精たちと遊んでいると、二人は再びメプレと出会う。なんでも彼も二人と遊びたいようで、フィドルを取り出すと今度は溌溂とした曲を弾き始めたのだった。
子狐空コメント:こちらもメプレのテーマということでフィドル中心に。元気のいい曲です。
11. Stellar Signs
その夜、二人はゆっくりと目をつむる。満天の星空と、輝くような黄金の木々の根本で。
子狐空コメント:きらきらという星の輝きと、自分が眠れるような優しい音色を意識しました。
12. Amber Leaves
琥珀色の葉は、風に揺れる。Golden Leavesのアレンジとなる、ボーナストラック。
子狐空コメント:サクスフォーンとエレキピアノがメロディアスな一曲です。暗闇の中輝く金色の葉をイメージして。